ん〜……一定の水準以上でまとまっているとは思いますが、
特に惹かれる要素もなく、終始淡々と読み進めていました。
雰囲気としては初期の冴木忍作品に近いかな。
こちらはハッピーエンドですが。
もうちょっと特徴が欲しかった。
折角の輝石使い、黙、歌い手、守り手の設定が上手く活かせておらず、
別にそういうものでなくても代替が効くような気がする。
もう少しそれぞれに深みを持たせる場面があれば良かったような。
それをすると紙面が足りないか。
上下巻構成で、孤児院を出るまでをもう少しゆっくり描き、
各種設定、舞台装置を掘り下げていれば印象は変わったかも。
十四回入賞作品では順当に死神〜の方がおもしろかった。


