高崎 とおる原作 / 坂東 真紅郎著
エンターブレイン (2006.4)
通常2-3日以内に発送します。
エンターブレイン (2006.4)
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王道的ラブコメ。
ラブに至るまでのコメではなく、ラブな中でのコメ。
そういう構成でトラブルの元になっているのは
「興奮すると記憶がリセットされる体質」
なものだから、多感な高校生では事あるごとにリセット現象がおきかねない。
そこで右往左往される様はなかなか好感が持てた。
あ〜、ロミィの事、本当に大切に思ってるんだなぁ、と。
登場人物では貴宮・L・密科が実に秀逸。
基本、高飛車お嬢様なのに、言動に嫌味がない。
わがままで高飛車なのに、ちゃんと努力をし、勝負に負けてもそれを認められる出来た人物。
他もステレオタイプでありながらそれぞれ特徴を持たせたキャラ作りはすばらしい。
書き方も丁寧で、王道的ラブコメとして楽しめました。
終盤までは。
同レーベルの「私のKnightになってよね!」もそうなのだが、
意表を突く展開と、突拍子もない展開、は似て非なるものですよ?
まぁ、序盤に張られた伏線部分で「どこのショッカー?」とは思いましたが。
まさかこんな展開持ってこられるとは……
それはそれで開き直って受け入れると、そこでまた齟齬が生じるわけで。
身体能力平均値以下の男子高校生と多分平均並みの女子高生二人で救出可能って、
どれだけザルな警備体制ですか。
とはいえ、ラストあたりの超展開以外は面白かったので、
今後学園生活でのラブコメをメインにしてくれるならシリーズを期待したい。
超能力バトルでも楽しみっちゃー楽しみだけど……


