2008年05月22日

狗牙絶ちの剣

狗牙絶ちの劔1  ―刀と鞘の物語― (富士見ファンタジア文庫 (98-27))狗牙絶ちの劔1 ―刀と鞘の物語― (富士見ファンタジア文庫 (98-27))
舞阪 洸

富士見書房 2008-05-20
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ドラゴンマガジン連載中ということで、
これ一冊のうちで起承転結していないのが残念。
物語的な盛り上がりが無く――というか、
盛り上がる直前で続くっていうのは実にひどい生殺し。
いろいろな想像が止まらない。

というわけで登場人物紹介・世界観説明の導入的一巻。
いやぁ〜……(タメ)……香月可愛いよ香月。
普段の凛とした姿と感情をあらわにした時それぞれ、
そして何よりそのギャップがたまらない。
ボケもツッコミもしっかりこなせるのはポイント高い。

主人公の駿は典型的な巻き込まれ型だが、
なんつーか、その自分に素直な性格に好感。
思ってることを口にしちゃってつっこまれるって、そういやあんまりないパターン。
「俺が助手席に座ってその上に香月が」はナイス名言。

なによりうなじさんのイラストがポイント高すぎ。
まぁ香月がオオカミさんに見えちゃったりとかありますが、P73とか素晴らしすぎる。

とりあえず物語的にはまだまだ始まったばかりですが、続きが非常に楽しみ。
……ところでタイトルは盟神探湯と何か関係があるのだろうか?
ラベル:舞阪 洸
posted by コウ at 18:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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