2008年05月21日

幻想譚グリモアリス

幻想譚グリモアリスI  されど魔刃の名のままに (富士見ファンタジア文庫 187-1)幻想譚グリモアリスI されど魔刃の名のままに (富士見ファンタジア文庫 187-1)
海冬 レイジ

富士見書房 2008-05-20
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富士見ミステリー時代からきちんと繋がってましたグリモアリス。
一応初見でも楽しめる内容になっているっちゃあなっていますが、
やっぱりしっかり楽しむなら夜想譚から読んでないと駄目っぽい。

ミステリー文庫からファンタジア文庫に移動したってことで、
犯人探しやトリック暴きのミステリー要素がかなり減少。
代わりに異能バトル全開で「一応あれでもミステリー文庫だったんだなぁ」
とかしみじみ思ったり。

とりあえず前シリーズ既読なら「誓護の身に何が起こったか」
が最大の謎として楽しめる内容。
ただ、パラレルだったりもうちょっと違う理由かと思っていただけに、
案外平凡というかあっさりとした理由でちょっと肩透かし。
夜想譚からそのまま続きの流れなので、アコニットが絶賛デレ中だったり、
軋軋も絶賛ツンデレ中だったりでそのあたりの絡みはやはり楽しいけれど、
ストーリー的な部分は幻想譚から読まれた方の感想が気になるところ。

シリーズそのものの謎がいくつか出てきたので
今回物足りない分は序章ということで続きに期待。
ラベル:海冬 レイジ
posted by コウ at 17:28| Comment(0) | TrackBack(1) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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