2005年09月20日

ぴよぴよキングダム(3)

ぴよぴよキングダム 3
木村 航著
メディアファクトリー (2005.9)
通常1-3週間以内に発送します。


チープかっこよすぎ!
ってーかこの肉球めっ!
キャプテン・ジュリアーノっ!
「獲物はあんただ、青少年!」


満喫させていただきました。
ツボすぎてやめられない止まらない?
前巻以上の勢いとはちゃめちゃっぷりで考えるな感じろっ! の世界。

実際あれやね、
細かいところ考えたり気にすると悪い意味で冷める。
話にじゃなくって、
「そんなくだらねーこと気にしてんじゃねーよ」
って自分に。


話は今まで以上に大暴走。
現実と夢とリアルとファンタジーと妄想と願望と
ありとあらゆるものがごちゃ混ぜになって
それが片付くことなく強引にまとめてそれでもハッピーエンド。
ん〜……ブラ麿哀れw

全体のイメージとしてはジブリっぽくもある。
コッターとかメルヘン猫とかたまんねぇ。
はっちゃけちゃったジブリ。
むしろ暴走ジブリ。
それはそれで見てみたいが。

リンゴとオレンジ。
しつこくなく、それでいてしっかり効いていて。
ピックルがなんだかんだでかっこいいじゃん。
まー、チュルリラがややわけわかんなかったり、
珠里リスが予想していたほどはっちゃけなかったのがちょっと残念。

でも、なんだ。
素直に面白かった。
うん。


三巻で終わりのような終わり方だけど、
もうちょっと続けてもらいたいような、このままがいいような。
ものすごーく、後を良くも悪くも引かなくって、
でも満足です。
posted by コウ at 21:42| Comment(0) | TrackBack(2) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック

木村航「ぴよぴよキングダム 3巻 あかりの国のあかり」【凄くでたらめでびっくり箱みたいな物語で、いやぁ面白かった】
Excerpt: 木村航「ぴよぴよキングダム 3巻 あかりの国のあかり」  いや、面白かった。  そしてごめんなさい。こないだ『あれ、「ぴよキン」ってファンタジー大冒険な小説だったっけ?(笑)』と書いたわけですが、私..
Weblog: 「暁に、死す!!」PBM修羅道日記・出張版
Tracked: 2005-10-01 23:48

ぴよぴよキングダム三巻/著:木村 航【MF文庫J】
Excerpt: 風邪を引きました。ノドが痛いな、って思ったらすぐに鼻水病になり、頭に熱が集まってきました。でも僕はラノベを読んだッ。クワッ。 内容は。 無事探し出すことができたあかりの魂。だが、魂自体が独..
Weblog: 字遊室
Tracked: 2006-03-20 21:24