2005年09月07日

南青山少女ブックセンター

南青山少女ブックセンター 1
桑島 由一著
メディアファクトリー (2004.6)
通常2-3日以内に発送します。


南青山ブックセンターだとブログを書くまで思っていれば
タイトル買いをしたというのに少女の二文字が意識の外にあるのは
自分自身の若さゆえの過ちだということを認めたくないのだとも思う。

や、若くねーけど。


てーことで、本当にずっと読み終えるまで
南青山ブックセンター
だと思ってました。
作中
MGBC=Minamiaoyama Girls Book Center
というような描写もあれば「でもタイトルは南(ryなんだよな」
と思うのは若さゆえのあやまちっつーか、

ただ単にボケただけなんじゃねーの?


まー確かに中身はラブひな系統で、
多少拒否反応を起こしたもののタイトルほどアレでもなく
ちょっと軽薄だけどイメージよりもしっかりした話だったので、
特に既刊二冊を一気に買ったことは後悔していないんだけど、
何を後悔するっつーかってーと

通勤電車内ブックカバーなしでこれを読むこと

orz


どえりゃー恥ずかしかった。
表紙がまずまずい。俺は好きだが。
やっぱり中表紙のウェイトレス衣装よりエプロン姿っ!
……ゲフンゲフン

タイトルも気づかなかったとはいえ「少女」とか入ってるしね。
さらに挿絵にまーあれですよ。
おおっぴらに開いているのをためらわれるようなものもありまして、
さすがにこれはちょっと……ユルシテクダサイ

それでも読むんですが。
二巻にはブックカバーつけて準備万端ですし。
アトハサシエニキヲツケルダケ


中身ですが、前述のようにラブひなタイプのシチュエーション。
なんだったかこれを表す言葉が出来ていた気が。
ああっ!女神さま!が落ちモノ系とかそんな風に言われてるっぽい言葉。
ま、いいや。

描写はややギャグがきつめ。
マリオとか頭に突き刺さる百科事典とかファブリーズとか。
阿智太郎のノリをさらに強化したような感じ。
ちょっとした事件が起きるんだけれども
その犯人の動機がかなりアレだったりと、
好き嫌いは結構はっきり別れるんじゃないかな。
爆笑・苦笑・冷笑。
俺は苦笑と冷笑の中間くらい。

もうちょっとおとなしめのほうが好きなんですが、
悪くは無いので(特にラストやエピローグ)二巻ももちろん読ませていただきます。


ちなみに。
これがギャルゲー化しても俺は驚きません。
むしろエロゲーになっても「ああ、やっぱりな」と頷くでしょう。
そういう文法や、そういうものに抵抗のない人にはオススメ。
posted by コウ at 23:28| Comment(0) | TrackBack(1) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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南青山少女ブックセンター?
Excerpt: MF文庫J 著作名:南青山少女ブックセンター 著者名:桑島由一(くわしま よしかず) イラストレーター:湖湘七巳(こしょう しちみ) 発行日:2004/06/30 あらすじ 天性..
Weblog: ライトノベル読もうぜ!
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