2007年10月03日
刀語なのに真面目な内容の十巻。
ちょっと観念的な内容で違和感たっぷりだったんですが、
七花が随分お利口さんになっていることに一番驚いた。
一巻の頃だと輪廻とこんな会話絶対出来なかっただろうに。
誠刀「銓」の正体はこれもまた「こんなのあり？」と思いましたが、
その後の流れと虚刀流の正体の兼ね合いですんなり納得。
こういうところ、上手いなぁと思う。
しかしまぁ、序盤の変体刀と大分趣旨が変わっているような……
個人的に前巻登場の汽口慚愧が回想とはいえ再登場、
しかも一戦交えてくれて非常に嬉しい限り。
……後半に登場してくれて良かった。
前半だと迷彩みたいに殺されちゃってただろうから。
そんな慚愧との間柄を疑ってヤキモチを妬いても
省略されちゃうくらい犬も喰わなくなった二人に乾杯。
posted by コウ at 20:21|
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