2007年09月12日

キラレ×キラレ

キラレ×キラレ (講談社ノベルス (モF-39))キラレ×キラレ (講談社ノベルス (モF-39))
森 博嗣

講談社 2007-09
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満員電車の怖さと言うものについてひしひしと感じられた。
結構怖いですよね、あれって。
幸いなことに通勤で電車を使わなくなったし、
首都圏ほど過密になる地域でもないのでその真骨頂を知りませんが。

随分久しぶりに犯人とその動機が明確に明かされたなぁ、という印象。
というか、こんな大立ち回りを見せられるとは思いませんでした。
じわじわと進む展開から、一転。
意外ながらもそのシーンは鮮烈なインパクトとともに想起されました。
夜の電車での対峙、なんか燃えるシチュエーションです。

しかも彼女がおいしいところ持っていくし。

本編……というか、今までのシリーズに対して外伝の印象が強く、
これからどんな関わりが生まれてくるのかも興味深い。
今のところまっとうな探偵業をやっているだけだし。
posted by コウ at 18:17| Comment(0) | TrackBack(2) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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『キラレ×キラレ』の感想
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Weblog: 空夢ノート
Tracked: 2007-09-16 20:02

[森博嗣] キラレ×キラレ
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Weblog: booklines.net
Tracked: 2007-09-18 08:50
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