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かなりアレです。
いろいろアレです。
アレすぎてむしろアリかもしれません。
でも、イラストは個人的にナシです。
いかにもギャルゲエロゲ、カラーページの主人公はのっぺらぼう。
さっちん病にでも罹っているのか、
「あまりに平らな胸」
と描写されたヒロインの四ページ後のイラストは……
下手だとは思わないけれど好きな作風ではないため、
ちょっとそこがひっかかって読み始めはイマイチのれませんでした。
ストーリーはこれといえる突出した部分はないものの、
きちんとまとまっていて問題なく楽しめます。
……まぁ、陰陽師とか出てくると
「陰陽師は式神を使わない」思い出して妙に冷めた目で見てしまうんですが。
キャラクターもベタ。
かなりベタ。
いいんですけどね、俺、ベタ大好きですから。
実際よいツンデレによい人見知りっ子だと思います。
高飛車幼女は守備範囲外なのでどうでもいいですが。
で、設定がアレ。
かなり、アレ。すごく、アレ。
……著者はギャルゲーのシナリオでも書きたいのだろうか。
良くもなく悪くもなく。
アレな部分に冷めた目で突っ込みいれつつ適度に萌えるための小説、
というような認識でいいんじゃないかと思います。
