注意
1:主人公はシャギア・フロストではありません。
2:そもそもガンダムXとは無関係です
3:っつーか、あっちは「凶悪」ではなく「凶暴」でしたね。
4:続き物です。
ナンバリングしてくれよorz
ガンダムXファンとしてはその近似したタイトルだけ即購入だったわけですが、
序盤はちょっと抵抗があってなかなか入り込めませんでした。
なんか出だしが唐突過ぎるんですよね。
この高岡霧理に先手はない!
いきなり何を言い出すのかと。
その後の展開も良くも悪くも怒涛で追いつくのにしばらくかかりました。
そういう意味では二章で進の話を入れてくれて助かった。
違う視点で見て、一拍置いて、ようやく追いつけた感じ。
もっとも、霧理が位里に突っかかっていった最初の動機が結局よくわからないんですが、
その後の二人のやりとりや微妙な進展具合などは微笑ましくよかった。
でもまぁ、位里はかなり相手をしていて疲れるタイプだと思います。
少なくとも俺には無理。霧理は凄いと思いますよ。
位里に悪気や悪意があるわけでないのはわかりますが、
純粋ゆえに相手をしていて絶対に疲れてしまう。
一巻ではまだまだ序の口、登場人物の顔見せ程度で盛り上がりに欠けますが、
お互いの兄弟姉妹が上手く絡み合い、今後の展開が凄く気になります。
特に進と翠の関係が霧理位里にどう影響してくるのか。
もっとも、一番注目しているのは眼鏡っこ夏鈴嬢なんですが。
この悪友という評価がぴったりの夏鈴嬢の魅力は抜群。
少ない出番ながらも抜群の存在感を見せ付けてくれた彼女の今後の更なる活躍に期待。
新井 輝〔著〕