2013年03月22日

小説 仮面ライダーキバ

小説 仮面ライダーキバ (講談社キャラクター文庫)小説 仮面ライダーキバ (講談社キャラクター文庫)
古怒田 健志 井上 敏樹

講談社 2013-03-07
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とりあえず、ライダーファン、平成ライダーファンとしてこれだけは言わせていただきたい。

古怒田さんありがとう! キバを救ってくれてありがとう!

日曜朝八時台にタマホームのCMが流れていた頃はまだライダーを観ていませんでしたが、
電王が終わった直後にライダーファンが想像したキバがここにありました。
リ・イマジネーションなディケイドのキバの世界も良かったんですが、あちらは設定からして別物。
どっこい小説キバはちゃんとTV版の基本的な設定を踏襲した上で、きちんとキバがヒーローになっている上に音也も一本筋の通ったもう一人の主人公として存在している。

正直、自分はキバが嫌いです。
一応全シリーズ見ておかないと、見た上で批評しないとと思い、きちんとではなくプラモを作りながら横目で見ていた程度ですが、時間の無駄だなぁと思うほどでした。
役者さんやスタッフのみなさんに同情してしまうほど。
もっと言うと、嫌いを通り越してキバという作品が可哀想に思えるほど。

それを五年越しに救ってもらった気分です。
TV版キバが嫌いな平成ライダーファンにこそ是非読んで貰いたい一冊。
ライダーファンが見たかったキバがここにありました。

最後にもう一度。

古怒田さん、キバを救ってくれてありがとうございます。

posted by コウ at 19:43| Comment(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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