2012年10月24日

宇宙刑事ギャバン THE MOVIE

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宇宙船編集部

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親に言わせるとギャバンを見ていたそうなんですが、覚えてるのはシャイダー以降なんですよね。
ジバンとかジライヤは主題歌も結構覚えてるんですが……
ギャバン放送時、俺3歳だぜ?

っつーわけでギャバンです。
初代ギャバン一条寺烈がメインだったゴーカイジャーvsギャバンとは違い、二代目ギャバン十文字撃の成長物語とも言うべき内容。
時期的にはゴーバスの前っぽいです。

えー……事前の期待値が大きすぎたのか、満足度は67%ほどでした。
数字が細かいのは本当にこんな感じだから。
六割は低く、七割にはちょっと届かない感じ。
思い入れがあるわけではないし、記憶があるわけでもないのでTV版との違いや懐かしさなどはわかりませんが、
面白い部分よりも不満に感じる部分が多かったですね。

十文字撃のドラマとしては良かったと思いますが、二代目ギャバンの物語としてはう〜ん……
まだ未熟であることを差し引いても、ギャバンType-Gは終始敵に押されっぱなしで活躍という部分がなく、
せっかく烈が活を入れて「ためらわない!」と決断したくせに実際にはためらい過ぎてドン・ホラーの復活間際まで押されてしまう。
そこまでの戦闘でもいいところがなく、宇宙刑事ギャバンの活躍が見たいわけで盛大な肩すかしです。

あわせて競演のシャリバン・シャイダー。
………………こんな扱いならいなくても良かったんやorz
例えて言うならレッツーゴー仮面ライダーの石ノ森ヒーローズ。
伊達さんなんてほとんど喋ってないっすよ……登場も脈絡なさすぎるし。

全体的にシーンがぶつ切りというか、トータルで三十分くらい削られている印象。
DC版で60分くらい追加されても多分驚きません。

良かった点としてはやはり一条寺烈、初代ギャバンですね。
大場さんの演技が実にいい!
アクションはもちろんのこと、二代目を気遣うちょっとした仕草や視線の動きなんかがさすがベテラン。
魔空空間でのおちゃめな言動もジョセフ・ジョースターみたいな感じで良かったです。
二代目ギャバン十文字撃の石垣さんもアクションは素晴らしいの一言。
たしかキックボクシングやテコンドーをやっているそうで、生身のアクションのキレはさすがのものです。
全編生身・変身後問わずアクションは見応えがありました。

あとはやっぱりW蒸着。
なんだかんだで前のめりでしたね。
ドル無双は……あぁ、まぁ、いいんじゃないでしょうか。
専門学校生が作ったような敵艦隊はともかく、笑って観ることができました。

今後の展開がどうなるかわかりませんが今回で未熟なギャバンが成長し、名実ともに宇宙刑事ギャバンになれたので、
これからは見ていてスカッとする内容ならば期待したいですね。
ゴーバスのギャバンはカッコ良かったですし。

posted by コウ at 11:22| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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