結末に大いに不満。
ハッピーエンドでないのは構わないのですが、
そこに至るまでの折角の流れのようなものをいろいろぶった切ってしまっている。
もう少し違う結末には出来なかったのだろうか。
ミステリー風味もあるけれど、それがどうにも浮いている印象。
ラストもその要素からのつながりなので、ある意味どうしようもないのかも。
タクトを中心とした三角関係含む友情や、
その友人周りの日常描写が和気藹々としていて実に微笑ましかった分、
どうにも後味の悪い結末がやっぱり不満になってしまう。
正直、果璃絵関連ごそっと削って、
もそっと軽い学園ミステリー調にした方が……まぁ、私個人の好みですがねぇ。
ところで。
毎朝起こしに来る幼馴染はファンタジーですが、
完全無欠の生徒会長や、神社の跡取り娘の巫女さん同級生も十二分にファンタジーですよね。
裏でいろいろ画策するような生徒会長のいる学校、きっと楽しいだろうなぁ。