センチメンタル・ヴォイス
posted with 簡単リンクくん at 2006. 7.21
雨木 シュウスケ著
富士見書房 (2006.7)
この本は現在お取り扱いできません。
富士見書房 (2006.7)
この本は現在お取り扱いできません。
(いきなりですが以下、ちょっとネタバレ気味)
いや、まて、えー!
さすがに予想外! っつーか、想像の斜め上!
改めて考えればある意味お約束ではあるのだが、もっとこぅ、なんか……
ちょっと意外すぎた。
だってさぁ、あれだぜ? こんな人でいいのかよ、陛下が
(以上、どうしても書きたかったので反転気味)
ビバおっぱい星人。
一巻序盤に少し出て以降手紙だけの出番だったリーリンが
今回もう一人の主人公的立場。
そこに出てきた魅力的なおっぱい星人シノーラ先輩。
なんか彼女のおっぱい語りがこの巻で一番熱かった。
はっきりと明示されてはいないが、
この世界全体の大きな謎のようなものが姿を見せ始めた様子。
そして、ただそれだけ以上の意味を秘めていそうな陛下の言葉。
「気付かせてはいけないのだよ。
我々武芸者や念威操者が"人間"ではないということを
人類に、本当の意味で、気付かせてはいけないんだ」
物語が大きく動き出しそうな中で、
仲間たちとの絆を強めていくレイフォンの姿が非常に印象的。
でも、それ以上に今回イラストが異常に魅せてくれている。
挙げると全部になってしまいそうだが、最高の一枚はP269。
なんですかこのニーナせんぱいのえがおはたまりませんよもぅ(*´Д`)
P37やP111の先輩も捨てがたいけどねぇ。
でもやっぱりメインヒロインの座を射止めそうなのは
何の脈絡も必要性もなくフォンフォンに肩車をさせるフェリ。
さりげなく一番積極的です、この子。
あーもぅ、物語は至極真面目に進んでいるはずなのに、
ところどころの萌えワールドがそんな中でも自然に溶け込んでいるってすげぇぜまったく。
でもできればプレゼントの複製原画は三巻ではなく二巻がよかった……
応募しますけどね、もちろん。