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感想は難しい。
が、守屋の心情には大いに共感できる。
ボーイミーツガールと呼ぶにはあまりに現実は現実的過ぎるけれど、
それは本人にとってはまさしく妖精との出会いだったのだろう。
所詮憧憬の域は出ないが、こういうことを思うことは多々ある。
しかしそれは結局のところ変化のない幸福な日々に閉塞感を覚えているから、
というとことんまで贅沢な感覚からであり、
それこそそういうことをわかっている太刀洗さんの言葉は胸に突き刺さるのだ。
(……ってもまぁ、なんつーか「自分が幸せだ」って思うのも
自惚れとか傲慢なような気がしないでもないが)
一応ミステリーにカテゴライズされているが、
その要素は実にほんの少しのおまけ要素。
というか、あまりいらない。
全体としての謎解きに関してのみ言えば、
各所に散りばめられたヒントと伏線が収束する段は爽快ではある。
惜しむらくは……いや、それこそこの小説のキモでもあるとは思うが、
その結末のインパクトが強すぎたことか。
ネタバレになるので書きませんが。
ちなみに太刀洗さん、大好きなタイプです。
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