涼宮ハルヒの憤慨

涼宮ハルヒの憤慨

posted with 簡単リンクくん at 2006. 5.13

谷川 流〔著〕
角川書店 (2006.5)
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表紙の長門がぁー！
カラーの長門や巻中イラストの長門や、
なんだかとっても長門尽くし。
超短編三部作ものちのちのフリになりそうな部分があったり、
これまでの長門の変化を感じられる部分があって実によし。
実に長門有希な一冊。


ずいぶん久しぶりに時系列が素直な二編。
そういやもう一年経って次巻から二年生、新学期編か？
その前に春休みがあるか。

アニメ放送にあわせたタイムリーなネタがあったりするように感じるのは気のせいか？
しかし、P88の挿絵。
まさかアニメOPのアレがここにあるとは思わなかった。

アニメでのキョンの振り回されっぷりをみていると、
小説での開き直り、ある意味での馴染みっぷりに違和感と物足りなさを覚えるが、

あいつが好きなのは幽霊なんかではなく、幽霊をみんなで探すという行為なのだ。

こういう台詞を見ると、SOS団が大切なものに思えているキョンの姿に嬉しくなる。
しかし絶対にヒロインは長門だよな。