真嶋 磨言〔著〕
メディアワークス (2005.5)
通常24時間以内に発送します。
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あーちくしょう、こういう隠れた良作があるからジャケ買いはやめられねぇ。
自分をアンドロイドだと思い込んでいる少年と、彼を大切に思い寄り添う少女。
彼らと、彼らと出会った人たちのやわらかさに包まれた連作短編。
少しばかり大仰な設定や舞台装置があるものの、
そこに書かれているのが実に等身大な感情で、やわらかい筆致でやさしく語られる。
特別な部分を差し引いても、こういうことってのは――
こういうことを考えるってのは、人生に一度や二度はあるはず。
その身近な悩みに対するひとつのやさしい解答が読んでいて心地よかった。
第十一回の電撃小説大賞最終選考落選作って事だけど、
十二回の一部作品と比べて見劣りするものではないと思う。
……まぁ、キャラ萌えとかいう部分では難しいだろうが。
それにしても
「お留守バンシー」「哀しみキメラ」「憂鬱アンドロイド」
似たようなタイトルだなぁ。


