2006年03月01日

お・り・が・み(6)

お・り・が・み
林 トモアキ〔著〕
角川書店 (2006.3)
通常24時間以内に発送します。


クラリカ姐さん最高っす。

前巻の魔王宣言から一転、目を剥かざるを得ないカラー口絵。
『全滅』?『拘束』?『死亡』!?
導入部分で否が応にも引き込まれる。

そして強さインフレ上等世界の中で、比較的一般人レベルなクラリカのダイハード的ストーリー。
ぼろぼろになりつつも信じるものを信じ続けた彼女だから、ラストでの台詞は力を持って感動させてくれた。
……まぁ、狂信者ほど怖いものは無いんだけど。
だけど、なんか健気なんだよね。
これでダメになっちゃわなくて本当に良かった。


次巻で最終回。
ようやく着地点がはっきりしてあとは結末を残すのみ。
ここまであれやこれやがゴッチャゴチャしてたぶん、ちゃんとまとまったことに少し驚く。


「主が信じてくれたから! あたしたちはその主を信じて頑張るだけっすよ!」

posted by コウ at 23:28| Comment(0) | TrackBack(1) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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「お・り・が・み 光の徒」
Excerpt: 国立展示場を乗っ取った魔人率いるテロリストグループ。 突入した警視庁特殊捜査班と機動隊の全滅と、頼みの綱の関東機関の壊滅。 事件の黒幕は、魔王・名古屋河鈴蘭?いったい何が
Weblog: 本と○○どっちが大事なの!?
Tracked: 2006-03-24 15:22
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