こっそり未だに大抵の書店で平積み状態の嫌韓流。
漫画媒体で見た目にわかりやすかったそれをもっと深く掘り下げ、
項目ごとにピンポイントでわかりやすく「歴史的事実」を挙げ、
いかに韓国側の主張が間違っているかを示したなかなかの良書。
なのだが。
あくまで中立とした立場を崩さなかったマンガ嫌韓流とは異なり、
こちらはあきらかな侮蔑意識が表に出てしまっている。
まぁ、そう思うのも仕方ないし俺だって同じように思うのだが、
個人的にこういう本はあくまで読者側が読んで判断するのであって、
その感情の向かう先を誘導するような記述は控えた方が良いのではないか。
民度の低い朝鮮人――とか書いていては、
日本人は民度が低い、と言っている朝鮮人と五十歩百歩になってしまう。
その部分だけが、読んでいてどうしても気になった。
関連:
嫌韓流(2005/8/27)
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