2008年11月13日

境界線上のホライゾン(1・下)

境界線上のホライゾン 1下 (1) (電撃文庫 か 5-31 GENESISシリーズ)境界線上のホライゾン 1下 (1) (電撃文庫 か 5-31 GENESISシリーズ)
川上 稔

アスキー・メディアワークス 2008-10-10
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教皇インノケンティウス氏が大人気なさ過ぎで好きです。
あれ〜? 
討論してるときはそれでも教皇の貫禄とか感じたんですけどねぇ。
正純との直接対峙のときの崩れっぷりが素敵です。

相変わらずの分厚さですが、その厚さが気にならないテンポよい展開はすごいですね。
細かい章分けが効果的に作用しているし、それを差し引いても続きが気になる面白さ。
膨大な登場人物それぞれにもそれなりからの活躍の場を与えられていて、
カレーの人とか名前を覚えてなくても誰かわかるってのはすごい。
評判になる理由がわかりました。

それにしても前巻の著者紹介の一文、
今回トーリの世界征服宣言時のあの羅列それぞれに膨大な設定があるんだなぁ、
と思うと担当にエールを送りたくなります。
もちろん、それだけの下敷きがあるだけに面白さもしっかりしているわけですが。

まぁこれを一冊一日ペースで読めれば鍛えられる気がしますが、
二時間ミスドに居座っていた私は常連ですが迷惑だったろうなぁ。
posted by コウ at 11:10| Comment(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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