2008年07月24日

輪環の魔導師(3)

輪環の魔導師3 竜骨の迷宮と黒狼の姫輪環の魔導師3 竜骨の迷宮と黒狼の姫
渡瀬 草一郎

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フィノ、怖い。
何が一番怖いって絶対自覚してやっている部分。
リネア様とはまた違う独占欲の怖さで、それを前面に押し出していないところもガクブル。
ただまぁ、今回は姫さまパートとセロが決意に至るまでがメインだったので、
出番は前半で終り?
終盤ちょっと影が薄くなっていた分、次回爆発しそうな。
姫様って言う起爆剤も投下されたことですし。

サブキャラまでしっかり描かれているあたりさすが渡瀬作品。
特にヒューゲルなんてこんなイカした親父になるとは思いませんでした。
……が、カラーイラストの彼はどうかと。
P284のイラストもなんだかなー……
「な、なんだってー!」とか叫んでそう。
posted by コウ at 22:07| Comment(0) | TrackBack(2) | メディアワークス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

リライアンス・ブラック

神曲奏界ポリフォニカ リライアンス・ブラック 神曲奏界ポリフォニカシリーズ (GA文庫 お 2-14)神曲奏界ポリフォニカ リライアンス・ブラック 神曲奏界ポリフォニカシリーズ (GA文庫 お 2-14)
大迫 純一

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シェリカレギュラーメンバー化でどう動くかと思ったら、
良くも悪くもいつも通りでちょっと肩透かし。
や、それはそれでおもしろいんですけど、
今回の犯人がちょっとアレでなんかしまらないなー、とか。

見所はレオンとマナガの意味深な会話でしょうか。
シェリカとの「変わっていない」という描写も気になる。
でも終盤わざわざ神曲奏でる必要はなかったような。
今までと比べるとちょっとイマイチだったかな。
タグ:大迫 純一
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メイド刑事(7)

メイド刑事 7 (GA文庫 は 1-7)メイド刑事 7 (GA文庫 は 1-7)
早見 裕司

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裏の主人公、執事朝倉の意外な一面の見れる短編一編。
意外といっても、これまでにも何度かいろんな面を見せているので今更?
普段とはちょっと毛色の違うお話でなかなか楽しめました。
が、ミステリーマニアでないとワカラン部分多くないですか?
ほか二編は良くも悪くもいつも通り……ですが、
白メイド姉妹が安っぽくと言うか、何コイツ。

とりあえずニキータは必ず一度は顔出すんですね。
そして梶さんはいつもいつも絶対タイミングを見計らってるような登場。
どこでスタンバっていることやら。
タグ:早見 裕司
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2008年07月19日

9S(9)

9S 9 (9) (電撃文庫 は 5-11)9S 9 (9) (電撃文庫 は 5-11)
葉山 透

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海星編決着。
したものの、ひっぱりすぎて盛り上がりどころ逃して尻すぼみ。
まぁ、途中からそんな感じしてましたけれども、
さらに悪いことにあっちこっちに視点が飛んで何を主軸に見せたいのかさっぱりなのが。
海星より勇次郎の存在感の方が強いし、ベルゼブルって誰だっけ?
っつーか、作者も次のステージに気持ちがいっちゃってるんだろうなぁ。
と、感じずにはいられない海星完結編でした。

紅の余波か、山本ヤマトさんのイラストもなんだかなぁ。
コメントにも困るものばかりですが、とりあえずP163の怜は首が長すぎる。
タグ:葉山 透
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司書とハサミと短い鉛筆

司書とハサミと短い鉛筆 (電撃文庫 ゆ 1-18)司書とハサミと短い鉛筆 (電撃文庫 ゆ 1-18)
ゆうき りん

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悪い意味で「電撃テンプレ作品」。
よい意味でこれ↑が好きなら安定して楽しめる。
各所の設定が異なるだけで結局展開ややることが一緒なのは、
独自色がよほど強くないと食傷気味になってしまう。
とりあえず……はいてない、が売りですか? それもどうかと。

詠さんは好きですけど、中盤から違う方向に進んでしまってなんだかなぁ。
あのまま進んでくれればもうちょっと評価が高かったような気もします。
眼鏡ツンデレ図書委員。
イラストは嫌いじゃないですけど、見せる必要のないものを見せているのが最早嫌悪レベル。
posted by コウ at 22:35| Comment(0) | TrackBack(2) | メディアワークス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ゼペットの娘たち

ゼペットの娘たち (電撃文庫 み 11-3)ゼペットの娘たち (電撃文庫 み 11-3)
三木 遊泳

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「義理じゃないチョコ」でど真ん中ストレートを貫いてくれた井上さんの新作(違)
前作同様のほのぼのムードはより増し、サブに至るまでの人物の魅力がたまらない。
特にパトロンとなるロックハイム兄弟がそれぞれ個性的で、苦労人の弟に涙。
もちろん、ナンバーワンは犬ですが。

中世ヨーロッパ的な世界を舞台にした、ほのぼのストーリー。
ゼペットの名に象徴される機鋼人形と人との交流が実に好ましかった。
残念なのは周りも濃いためにサツキの変態性がイマイチ目立ちきれなかったことかな。
タグ:三木 遊泳
posted by コウ at 22:28| Comment(0) | TrackBack(2) | メディアワークス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月09日

時載りリンネ!(3)

時載りリンネ! 3  ささやきのクローゼット (角川文庫―角川スニーカー文庫)時載りリンネ! 3 ささやきのクローゼット (角川文庫―角川スニーカー文庫)
清野 静

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相変わらず冒険していて、それが実に魅力に満ち溢れていて。
ラノベっぽく多少のバトルは入れているものの、
なんだか一編のファンタジー映画を見ているような気分。

ちょっと時の把手の仕組みが飲み込みきれませんでしたが、
これって案外ネリーにはすぐの再会になるとか、そう考えるとちょっとワクワク。
その間リンネはお預け状態になりますけれど。

前述したようにバトルがほとんどないのが逆に嬉しい。
普段よりもリンネたちの普段の生活が描かれていて、
ネリーじゃないけど知れてよかった、というような気分。
Gの家庭教師バージョンもとてもとてもよいものでした。

その一方でじーちゃんとか、遊佐とか、完全に脇役なのは合掌。
じーちゃんなんて二巻まではいいアクセントになっていたのに、
今感想書くまで存在自体忘れてました。
っつーか今回は負けず劣らず素敵なツンデレジーさんがいるので良し。

次巻どんな冒険を見せてくれるかもちろん楽しみ。
posted by コウ at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 角川書店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月08日

世界平和は一家団欒のあとに(5)

世界平和は一家団欒のあとに 5 (5) (電撃文庫 は 9-5)世界平和は一家団欒のあとに 5 (5) (電撃文庫 は 9-5)
橋本 和也

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やっぱり好きだ、このシリーズ。
今度はお母さん編、じじぃも出るよ。
っつーか、ダメ親父がダメ親父の癖にかっこいいって!
兄弟姉妹ではなく、親子に焦点が当ったおかげか、
今まで以上に一家団欒を強く感じる。

まぁ、あの親父の父親ならまっとうじゃないだろうとは思ってましたが、
異世界の血が入らなくてもすごいのな、星弓家。
何よりすごいのはやはり親父だったりするけれど。
そんな奴だから勇者にされちゃうんですよ。

無敵かと思われた七姉ェの弱点もなんだかすごく納得。
うん、脳筋だ。三国志大戦ならダントツ呂布だ。
もう一人の姉の近況にはこっそりニヤニヤ。
なんだかんだいいカップルになってる軋人と柚島にもニヤニヤ。

やっぱり楽しいです、このシリーズは。
でも今回のMVPはじーちゃん。
なんつーか……亀仙人ですか、貴様は。
posted by コウ at 23:00| Comment(0) | TrackBack(4) | メディアワークス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月07日

戦嬢の交響曲(5)

戦嬢の交響曲(せんじょうのシンフォニア)5 (ファミ通文庫 つ 2-2-5)戦嬢の交響曲5 (ファミ通文庫 つ 2-2-5)
築地 俊彦

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ダレコレ?
と目を疑うほどの雪風の変わりっぷりに、彼女の弱さを知った感じ。
血を吐くような雪風の告白が痛いです。

その一方で祐鹿に寄せられる信頼の強さや、章義舎単位でのまとまりの強さを実感。
同じ釜の飯って強いんですねぇ。
食堂でのエピソードなど、さりげない部分でちょっと感動しました。

だけに、少しずつでも立てるようになってきた(ように思える)雪風に、
ラストの出来事は本当にひどい追い討ち。
いいところで終わってしまってますが、続きがどうなるやら。
さりげなくないアプローチを仕掛ける五十鈴が素敵でした。
タグ:築地 俊彦
posted by コウ at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | エンターブレイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月06日

ミスティック・ミュージアム

ミスティック・ミュージアム (HJ文庫 ふ 4-1-1)ミスティック・ミュージアム (HJ文庫 ふ 4-1-1)
藤春 都

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大賞の「スクランブル・ウィザード」差し置いてHJ日和飾った作品。
19世紀ロンドンを舞台にしたミステリー……
なんだけど、その要素はちょっと薄いかと。
っつーか、早い段階で犯人バレバレですので。

そちらよりはアルダとの交流と、それによるダドリーとアルダの成長がメイン?
アルダの場合は成長と言うより、現在を受け入れる過程な気がしますが。
駆け引き要素の薄い「狼と香辛料」と言うか、
キリスト教圏下での異国の神のあり方というか扱われ方と言うか。
全編通してパニッツィ館長の言葉の重みが読んでいて心地よかった。

前述のようにホロさんに似た部分を強く感じたため、
どうしても比較してしまうことはありましたが、
まぁ、あちらほど駆け引きの妙は楽しめないものの、
その分アルダの素直な驚きなどが可愛らしかったですね。

よく言えば綺麗に、悪く言えば無難に、まとまった作品。
ミステリー要素は薄くても、その分他で唸らされる描写もあり。
フィッシュアンドチップスに代表される英国文化を感じさせてくれる場面も好みでした。
ただまぁ、今月の新人の中ではちょっとインパクトの足りなさは感じたかな、と。
タグ:藤春 都
posted by コウ at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ホビージャパン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする